作曲家の感性

今日は委嘱曲の作曲家、土田先生にいらしていただいた。
 
かなっくホールで初披露、新しい曲の生まれる瞬間、ドキドキに緊張した。
 
曲の中に仕込まれている内面の動きが、作曲家の言葉で解き明かされていく。
 
この一連のテンポや音量の変化が、どういう心模様なのか、
 
おだやかな言葉で語られるひと言ひと言に、とても深い愛情を感じる。
 
もっと音楽に呼吸をさせたい、という思いがたくさん湧いてきた。
 
もっともっとお話を伺いたかったが、あっという間に時間が過ぎてしまった。
 
 
 
パソコンを使わず、手書きで非常に美しい楽譜を作られる土田先生。
 
随所にさまざまな旋法を織り込ませるなど、ふつうの合唱曲ではないものを
 
と願って書かれたとのこと。そういうものを残らず理解して歌いたいと思う。
 
次の機会までに、もっと精神的な深さを歌えるようになっていたいですね。
 
 
  〈本日の武勇伝〉
 
練習後、コンマスとふたりで、次回の会場の手続きをするべく
 
みなとみらいへ向かったところ、強烈な嵐に遭遇。
 
ランドマークの手前の動く歩道付近で、向かい風強風で前に進めなくなり、
 
この大きな体の私が階段から2段ほど飛ばされ、
 
ふたりで息も出来ずに柱にしがみついて
 
やっとの思いで建物の中に入ったときは背中もびしょぬれ、
 
湯気の立ちそうなかっこうで事務所に行き、なんとか手続きを終えた。
 
いやあ、こんなすごい嵐に出会ったのは初めてで、怖かったでした。
 
すごい仕事をやり終えた気分になり、冷たいお茶と甘いものをいただいて帰ってきました。
 
今日も充実、お疲れさまでした~!