脳を鍛える・やわらかくする

 
muffさんのPCが現在使用不可になっておりますので
今回のブログはオリーブが担当させていただきます。
 
はまゆうの今年の冬は、初心に帰って筋トレ、歌の基本、
そして歌うことの意味をじっくりと考える時間を与えられています。
 
さて昨日は、合唱団としての能力を上げる訓練!?
来年のコンクール課題曲を初見で2曲歌ってみました。
初見の時には、楽譜にものすごい集中して、瞬時に
いろいろな情報を汲み取り声にし、歌いながら感性も研ぎ澄まし、
どんな曲なのかを感じとり、それに合った声を出す。
 
パート1本のうちはまだいいが、パートがさらに2本に
わかれていくと途端に自信がなくなる・・
アルトの方は突然パートソロが回ってくると、うれしいけど少しあわててしまう?
初めての曲なのに、おっ知っている節が・・と思い
よく見ると、方言か何かで言葉が微妙に違っている。。
最後に同じ歌詞だけど、間の休符が長くなるところなんか、
やるたびに誰かが先に出てしまい、思わず笑ってしまう
 
そんなこんなで、どうにか皆の力をあわせて
譜面が音になる瞬間は、とてもうれしいですね。
(もちろん我がピアニスト先生は、素敵な音で歌い手をその気にさせてくれます
試運転で今はボロボロな歌が、とびきり上質なはまゆうらしい
歌に仕上がっていくのを想像するとわくわくします♪♪
 
 そして休憩後は「魂逢ひ」。
新パート分けでテンポも大幅にアップするべく、いったん今までの情報をリセットし
新たに取り組もうとしていますが、
刷り込まれたのを変えていくのは意外と大変で、
歌ってみるとつい、自分たちの歌いたい感覚で
歌ってしまうようです・・
 
午後の歌のボランティアについては、muffさんが
Faxで送って下さったのを以下に書き込みしました。
 
「今週は歌のボランティア
夏にもお邪魔したアザリアホームへ
秋冬物の歌を仕込んで伺いました。
私たちのやっていることは本当に喜んで頂けるのか?
ボランティアのときはいつもそんな思いがあります。
ひとりひとりの顔がよく見えてしまう距離なので反応はとてもストレート。
最前列の方は本当ににこにこ顔で歌集を
広げて一緒に一生懸命歌って下さるのでちょっとほっとします。
じーっと見つめているだけの方も、手を叩いたり
肩を叩いたりのアクションがあるとふっと
表情がやわらかくなったり、どきどきする瞬間です。
ふるさとや七つの子はよく歌っていらっしゃる様子で、
声を合わせているうちに
80歳を過ぎたおじいちゃんおばあちゃんたちの我が子やふるさとへの
あたたかい気持ちが立ちのぼってくるような気がして、
涙が出てしまいました。
歌うことの意味っていろいろあると思うけれど
ひとりよがりでなくどこかで何かとつながって
力になったり力をもらったり、
そんなことができたら嬉しいなと思います。」