復活

なんと!全国大会に復活しました!!
本当に行きたかったけど、本当に行けるなんてビックリです!!!
自分たちで掲げていた目標ではありましたが、最初は本当に遙か彼方のかすかなもので、
正直なところバクチかハッタリに近かったかもしれません。
合唱コンクールはどこを見ても若い人ばかり。
子どもどころか、階段ですれ違うのは孫に近いような児童合唱団・・・
それでも、私たちのような合唱団が醸し出す音楽だって、何か伝わるものはあるはず。
リオオリンピックの陸上400メートルリレーのように、ファイナリストが一人もいなくてもチームの力で銀メダルが取れるじゃないかと自分たちを励ましてきました。

難しい曲でしたが、当日の全体講評にあったように、曲に育ててもらったのかもしれないですね。辛抱強いマエストロとコンマスの指導、そしてなくてはならないピアノのおかげで、ステージに乗り場数を踏む度に、じわじわと少しずつ気持ちの中に変化が起きてきました。
私たちにしか表現できない音楽が必ずある。それがこの曲かもしれない。
そんな評価のまな板に乗るためにも、まずは正確な音程、濁りのない和音、
言葉にふさわしい音色、そんな基本の練習を繰り返しました。
楽譜に書いてあるとおりの音を出すことから始める練習は、団員にも根気と愛情がなくては続きません。私たちもがんばったよね。楽しかったけど。

さいたまのホールは茅ヶ崎の文化会館によく似ていて、とても歌いやすかったですし、
今やれるだけのことはやったので、結果はどうあれ、すがすがしい気分でした。
発表前にみんなと行った夕ご飯はビールもお料理もとってもおいしくて、
聴きに来てくれた元団員も交えて、にぎやかな女子トークが大いに盛り上がりました。
気持ちの通い合う仲間がいて、好きな歌を歌ってこんな楽しい時間が持てるなんて、
なんてしあわせなことでしょう。
その上金賞いただいて、しかも全国大会に行けるなんてできすぎです。
ホント嬉しかったですね。

この先もこの曲とともに成長して、鳥取でももっと進化したいい演奏を
全国の方に聴いていただきたいです。
少しずつできなかったことができるようになってくるのはとても嬉しいし、
まだまだできることがあると思えるのはもっとわくわくします。
年を重ねてもこんな経験ができるのですから、やりがいがありますね

またがんばりましょう♪